【郡上】
八幡信金(理事長・木下節夫氏)が創業100周年記念事業の一環として建築を進めてきた新本部棟がこのほど完成し、2月14日に竣工式並びに祝賀会を開催した。
同信金は、創業100周年記念事業として3棟からなる本部・本店新築プロジェクトを展開。2024年5月に新本店と第2本部北棟を完成。第2本部北棟に本部役職員が入居し、旧本店跡地に新本部の建設を進めてきた。
今回竣工した新本部は3階建てで、本店同様に伝統的な町並みに調和するよう、千本格子や腕木、そで壁など町家の形態を建物意匠に取り入れている。
また3階部分は新町通りからセットバックすることで、通りへの圧迫感を軽減するなどの工夫がこらされている。
内部は、建物に沿って流れる吉田川側に連続した開口を設け、郡上八幡の豊かな自然を室内に取り込んでいる。
また内装床・壁には吉田川の水面、郡上藍染、漆喰仕上げをイメージした素材を使用している。
同日開かれた竣工祝賀会には、来賓、総代に加えて金庫OB役職員も参加。

挨拶に立った木下理事長は、「この度完成した新本部建物は旧本店建物の跡地に建っています。旧本店建物は昭和49年に竣工し、当地の移り変わりを見守りながら、当金庫の歴史の半分、半世紀を支えてきました。本日ご臨席の当金庫役職員OBの方々にとっても深い愛着のあった建物だったと拝察いたします。私たちは諸先輩方が旧本店建物に対して抱かれていた『誇り』や『思い』を忘れず、新しい3棟の建物群での業務を通じてそれらを守り継ぎ、当金庫の次の 50年を紡いでいきたいと考えています」と抱負を語った。

12月には純町屋造りの第2本部南棟が完成し、新築プロジェクトの3棟全てが揃うことになる。

【建物概要】

敷地面積=1170.38㎡
建築面積=871.99㎡
延床面積=2259.92㎡
建物構造=鉄骨造3階建

本部事務室本部事務室
建物模型建物模型(新町通りに面して左から本店、本部、第2本部の3棟)
夜景夜景