小松川信金(理事長・小杉義明氏)は、10月25日、JR亀戸駅南側にある商業施設「カメイドクロック」で食料品関係の取引先の販売促進を目的とする第3回「こましんマルシェ」を開催した。
「カメイドクロック」は、2022年4月に開業した複合商業施設。この場所には、1939年から1993年まで第二精工舎(現・セイコーインスツル)の東京工場があり、工場閉鎖後には1997年に商業施設「サンストリート亀戸」が建てられ、その後に開設されたもの。
今回は、同信金の取引先の洋菓子店・麺類・白醤油魚漬け・おにぎり・緑茶・ケバブなどの8業者が出店、販売した。白醤油魚漬けの「阿部守商店」は仙台からの出店で、杜の都信金の紹介によるもの。
また信金職員14人が販売を応援するとともに「こまちゃんコーナー」で手作りキーホルダー体験教室を実施した。キャラクターの「こまちゃん」も登場し、子どもたちに大人気だった。

小杉理事長が本紙取材に応じた。「マルシェは3回目なんですが、亀戸では2回目になります。それでちょっと打って出ようかな、というところで頑張っています。今回は、少し大きな舞台としてこの場所での契約をして、これで良かったらもう少し広げていこうと考えています。このカメイドクロックで年に1回やるような契約です。いろいろなチームのような形で年に1回というアイデアもあります。この施設は、本来的にはこの中にある業種は出せない制約もあるので、取引先の中でいろいろな業種を選ぶことも必要です。ですので今年は、まず最初にこういった形でやって、来年からは取引先の業種を厳選しながらやっていこうと考えています。やはりお客さんがいっぱい来るような場所ということで、カメイドクロックを選んでいます。来年もここで開催するという方向性でいます」と述べ、意欲を示した。

こまちゃん子どもに大人気の「こまちゃん」