コロナ禍で中断していた同「お笑い寄席」に年金受給者の会「喜楽会」の会員が2日間で約800人招待され、ねづっちさんの漫談や噺家・三遊亭遊吉師匠(2日目・古今亭志ん彌師匠)の落語を楽しんだ。木戸銭200円で、お土産付き。「喜楽会」会員は、全体で約3万5000人。
増子弘毅(ますこ こうき)理事長の挨拶
本年6月に新理事長に就任しました増子です。本日は東京信金のお笑い寄席に、このように大勢の方々の御来場を賜りまして、誠にありがとうございます。平成元年に始まり、毎年恒例となっておりましたこの「喜楽会お笑い寄席」は、コロナ禍で活動を控えていましたが、再開を期待する皆様の声をいただき、令和元年以来、6年ぶりに開催する運びとなり、早いもので今回で32回目を迎えることになりました。
厚生労働省の発表によると、昨年の日本人の平均寿命は女性が87.13歳、男性が81.09歳です。そのうち女性は何と40年連続世界一です。これはすばらしいことです。
一方の男性は、前年比順位をひとつ下げましたが、世界第6位です。これから男性陣も健康に十分ご留意されて、男女ともに早く世界一になってもらいたいと願っています。ちなみに、男女合計の平均寿命は84.46歳で、やはり世界一です。
健康は笑いからと言われます。笑いは脳の血管の循環を良くし、脳を活性化するとして、毎月定期的に寄席を行っている病院もあり、医学的にも立証されているということです。適度な運動とともに大いに笑ってストレスを解消し、健康寿命を延ばしていただきたいと思います。
本日は笑いの専門家の方々を招いています。三遊亭遊吉師匠をはじめ、それぞれ実力のある方々で、テレビなどでもおなじみの出演者です。どうぞお腹の底から笑っていただき、大いにお楽しみいただきたいと思います。
古典落語「城木屋(しろきや)」を演じる三遊亭遊吉師匠
挨拶する増子理事長