Glenn DiesenチャンネルのDouglas Macgregor(ダグラス・マクレガー)元米陸軍大佐へのインタビュー動画「Europe on the Edge of War with Russia」のAI分析です。
元米国防長官上級アドバイザーのマクレガー元米陸軍大佐は、Glenn Diesen氏とのインタビューで、NATO、特に米国によるロシアへの軍事的挑発がエスカレートし、現在、ヨーロッパ全体を巻き込む大規模な戦争の瀬戸際にあると警鐘を鳴らしています。
動画再生回数は、1日で23万回以上。(画像は、スクリーンショット。左側がダグラス・マクレガー元大佐)
分析概要
NATOの意図的な挑発とエスカレーション
マクレガー氏は、米国、ドイツ、ノルウェーが北極圏のバレンツ海で実施している対潜水艦軍事演習などを、単なる訓練ではなく「危険な挑発行為」だと断じています。これらの行動は、ウクライナでの代理戦争が失敗に終わる中で、ロシアを威嚇し、譲歩を引き出そうとする西側諸国の「いじめの戦術(bullying tactics)」の一環であると分析しています。しかし、この戦術は逆効果であり、ロシアを不必要に刺激し、偶発的な軍事衝突のリスクが非常に高まっていると指摘します。西側指導者の非現実的な現状認識と欺瞞
西側諸国の指導者層は、ウクライナ戦争で「明白に失敗した」という事実を認めることを拒んでいるとマクレガー氏は批判します。彼らは「ロシアは弱い」「ウクライナは勝利できる」といった虚偽の物語を国民に語り続けることで、自らの失敗を糊塗しようとしていると見ています。その一例として、米陸軍高官がロシアの主権領土であるカリーニングラード*を数時間で占領できると公言したことに言及し、このような無責任な発言がワシントンの危険な思考を象徴していると述べています。*カリーニングラード:リトアニアとポーランドに挟まれた、ロシア連邦の飛び地にある港湾都市。ロシアの最西端に位置し、バルト海に面している。
米国の「空軍力への心酔」という危険な思想
マクレガー氏は、米国の政治指導者が「空軍力は結果を伴わないセックスのようなものだ」という考えに心酔していると指摘します。これは、自国の兵士を危険に晒すことなく、遠隔地から爆撃やミサイル攻撃を行うことで、政治的な満足感を得ようとする安易な発想です。しかし、イラクやリビアとは異なり、ロシアは高度な防空・ミサイル防衛システムを有しており、このような攻撃が通用しないばかりか、大規模な報復を招く危険性を警告しています。全面戦争の現実的脅威
ロシアの忍耐は限界に近づいており、西側が挑発を続ければ、戦争はウクライナ国外、すなわち西ヨーロッパや米国本土にまで拡大する可能性があると、マクレガー氏は強く警告しています。NATO自身、その領域の5%程度しかミサイル防衛できないと認めているにもかかわらず、ロシアを挑発する行為は「狂気の沙汰だ(it seems a bit too mad)」と非難します。結論として、マクレガー元大佐は、西側指導者層の誤った現状認識、欺瞞に満ちたプロパガンダ*、そして軍事力への過信が、ヨーロッパを破滅的な戦争の淵に立たせていると結論づけています。外交を拒絶し、軍事的なエスカレーションのみを追求する現在の政策は、直ちに転換されるべきだと訴えています。
補足:NHKの「国際ニュース」など、日本の主要メディアは、この〝西側プロパガンダ〟を毎日たれ流しているので、注意が必要です。